暫定ブロードキャスティング

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●神明解ろーどぐらす 3  ●オトコを見せてよ倉田くん! 4 ●ヒメカミ ~緋焔の吸血姫(レイブラッド)~(ライトノベル MF文庫J)

忙しい忙しいと言いながらも今月も5冊以上読んでるんだよなぁ・・・ということで読書感想文まとめです。

●神明解ろーどぐらす 3


とうとう変調。ギャルゴの人の本気が今始まる!
今回は下校途上での服の脱がし愛から噴水でのずぶ濡れシチュ、それから夏祭りの傍、人気のない森の中でののっぴきならないルート分岐まで。ついに、キーパーソンとなる三石留萌の正体が明かされます。

街の描写が非常にうまく、自分も一緒に公園にいるような錯覚を覚えさせる部分など雰囲気描写の上手さは相変わらず。
そこに加えられる、この人最強の持ち味であるデフォルメしたキャラたちの非常に生々しく深いメンタル描写。2巻での非常に清涼感のあるまりもの初恋描写から一転、嫉妬の炎がゆらゆらとその勢いを増すさまは等身大で身近にありそうな恐怖を感じさせます。
実際に自分も似た様な経験をしたこともあったり目の当たりにしたこともあったりする普通の人間が経験しうる普通の狂気の描写。単純な残虐性とは正反対な自分の身にも大いにふりかかりうるあるいは身を委ねうる恐怖というのがやはり上手く、描写の上手さもあわせて真に迫ってきます。

前作のギャルゴでの変調は4巻からだったので今回は一巻だけ早いのですが、次回以降は長編エピソードで急展開あるのかなぁと思います。

個人的にはドロドロの愛憎ものやホラーとはまた別個のちょっぴりしたエロと小さな冒険などのようなギャルゴでいうと三巻までの乗りの到達点を追求して欲しかったなぁとか思うのですが、どろどろになってもそれはそれでよしか。




●オトコを見せてよ倉田くん! 4


私はありす派。やはり悪友系同級生がよい。私もお姉さん好きとか言いながらもアマガミでは薫が好きだったりする。

しかし、快進撃というかこのエロさは何なんだろう?ありすのバンザーイのところとか愛衣のチアのところの描写とか何考えてるのでしょうかほんと。いいぞ!もっとやれ!(くーたんのぺろぺろとか小夜のたくし上げとかも)

本気を出せば挿絵全てピンク系にすることも可能な強力なエロコメ。生半可な官能小説よりも遥かにエロイ。

これはある種の肉欲ではない純粋な萌え欲というものを純化したモノと言ってもいいのかもしれない。

登場ヒロインを羅列してみると

猫柳愛衣→金髪ツインテ凶悪ツンデレ幼なじみ(軍靴で踏んでみたりチアコスプレしてみたり)
戌亥小夜→黒髪ロング和装巨乳の大和撫子幼なじみ(やんで・・・・)
兎月ありす→隠れオタは薄いけれど悪友同級生(基本攻めだが責められると防御力は皆無、だがあえていじられるのが良い)
狐火久遠→人見知りの健気な妹系っぽいけどタイピカルなものではない(・・・ぺろぺろ)

これに新たな嫁候補、スイカポンコツ陰陽師の千影そらが登場し、嫁の座をかけて各ヒロインがそらと一対一の萌えバトルを繰り広げるというのがこの巻の筋書き。
中盤は各ヒロインのエピソードの並列という感じでとくに構成で際立っているわけではなかったものの、それゆえにキャラの書き方や文章の癖が非常に分かりやすい巻になっていた。

エロコメエロコメと言ってはいますが描写自体は文学系の人なのかな?と思わせるものが多々ある。
話の基本となる各ヒロインのエピソードの作り方は各ヒロインの魅力を溢れさせたり怪我したりするという、そのキャラでなければそのキャラでこそ最高の攻撃力を発揮するというものばかりでこれぞギャルゲー!という感じの物なのです。しかし描写の部分に関してみると女の子の描写をお菓子のような甘いものを連想させるもので固めるような基本的な部分のやり方は川端康成のような雰囲気(蛭のような唇とかそういうやつ)がありますが、今回は色の使い方の部分でもそういう感覚が出てきた。
小夜がワイシャツのボタンを自分の黒髪止め直す描写とラストで出てきた黒の描写とを合わせると、ひとつの色を作中ではひとつのテーマの下に限定して使うとかいう感じのイメージ操作とかもやってるのかなぁとか思う。

一番の強みであるキャラシチュにその筆致がうまく噛み合ってるというのがあるんでしょうが、ほとんど隙というものがない。
ストーリーの部分は一見内容に見えて2巻からよんでみると舞台背景はそれなりにあるようでその中でのそれぞれの立ち位置というものまできっちりと意識されていたりと本当に隙がありません。
挿絵もまだまだ質が高いですし、このまま挿絵につられてみても決して後悔しないでしょう。ちょっとした火遊びを経験してみたいと思われる方にはぜひ。(←最低)





●ヒメカミ ~緋焔の吸血姫(レイブラッド)~


ヒトカケラ読んでみてよかったので手を出してみた。
長編の一回目という感じの物で話自体はそんなに進んではいないのですがなかなか上手い。

特徴の一つめとして色使いが巧み。今回のテーマとなっている赤とそれに対比される青いガラスの十字架。赤く灼ける夕日のなかで青いガラスの十字架をかざしているところを想像してみるとこの作品のだいたいのイメージは把握できたものと考えてもいい感じです。
この赤と青の陣営の吸血鬼たちとのおはなしになっていくんだろうなぁという想像がつくとイメージが上手く膨らんでいきます。

特徴二つめヒロイン描写の上手さ。
お姉さん描写が非常に上手い(←趣味)というところが気に入ったところといえばいえるが、その書き方が葵さんの甘やかしや包容力だったり、翼さんの虚勢とポンコツだったりと結構実感こもった書き方がされています。なんだろう?これがクオリアがあるということなんだろうか?葵さんの膝枕耳かきや、翼さんの「旦那様!」とかはかなりツボ。伏線読む限りではどちらも重要人物っぽいのではぶられることはなさそうなのでこちらも続きが気になります。
この二人に限らず登場人物の書き方に特徴があり、駆け込み恋人(春の押し売りと書くとかなりきけん)の表紙・菊(非常にポンコツ)や時村由良(しっかり)・沙良姉妹(小悪魔系)の書き方などもレベル高し。

強みは結構あるもののヒトカケラでもそうでしたが、かなり伏線を貼りまくるタイプの人で、物語の尺不足のようなところも含めて魅せるところを絞りきれてないなぁとかは思いました。今回の事件のを巻き起こすヒロインの内面部分は複線的に出されてはいましたがそれが理解される時点でいきなりポンとほうられたようなところがあるので、搦手に兵力を集中させすぎて正面ががら空きのような印象がナキニシモアラズでした。演出部分でのオーバーキルがないのかなぁ?翼さんが黒髪をなびかせ、赤い蝶をまといながら疾駆するシーンなどは良いシーンだと思ったのですが少し蛋白だったような気がします。
これは伏線系の人特有の病理現象のような気がします。搦手というのはあくまで正面部隊が苛烈に攻め立てるからこそ効果があるものであるので、今回はモノローグのような感じでヒロインの心のなかをチラチラ見せても良かったかなぁとか本当に余計なことを考えたりしてました。それに読み手は伏線のことをあまり知らないで読むわけですからチラチラみせてもらわないと憑いけないこととか時々ある。
ちょっと何逝ってるのかわからなくなってきた。




さて、月末は何読もう?


全く関係ない話だけれどiPadや新TOUCHで音泉を聴くのは無理っぽいね。再生しきれ無いのか、ファイルを落しきれないのか知らないけれど再生が難しいことだけは確認できた。

さらに全く関係の無い話でDENONの低価格ヘッドホンAH-D301Kがいい感じ。
型番がなんかいろんなところのパクリではないのか?と興味を惹かれて視聴してみたところこれがなかなか良い。

視聴する限り、手頃な密閉型としては一番完成されたものかもしれない。

DENONのヘッドホンはどういうわけか高音かなにかのざらつきが気になりすぎて、視聴の段階でギブアップしてしまうのですがこれだけは違った。

解像度は確かにひとつ上の機種であるAH-D501K以上のモノのほうが良いものの301だけは別系統の音のようだった。501以上はHIFIで301はローファイという位置づけなのかもしれないが個人的には音質・値段ともにバランスの取れたおすすめの出来る機種だと思った。
低価格帯の場合、低価格帯最高の音質と最悪の装着感を誇るiGradoが存在しており、こいつは機器をそれなりに備えてやってもそれなりに使える音質のポテンシャルだけは持っているものの装着感が最悪だったり開放型だったりといまいち使いづらいのだがAH-D301Kは3000円という値段の割には非常にバランスの取れた密閉型となっている。

手元で使ってみたらまた話は違ってくるんだろうかれど、視聴した段階では中低音よりで余計な高音は出ておらずやや前方定位、解像度はやはり低いものの耳が詰まった感じがするほどまでは低くなかった。装着感も悪くなかったしバランスはかなり良い。



音質は一万円台、解像度はやや低めながらもSロジックのおかげで狭苦しさがなく、適度に音の密度が高くやや湿りで不快なざらつきが少なくなおかつ打点のフォーカスに強い。さらに音源の環境に左右されることがあまりない音質でのオールラウンダー。半開放型で音漏れの危険があるものの小音量安定と神衣のごとき軽い装着感夏場にも蒸れずに使えるというお気に入りのUF-30は一万円とちょいか。剛性に問題があるもののデザインと塗がとても良い。


しばらくヘッドホンに手を出していないけれど、EM-9Dというオーテクの至宝の一つを手にいれてみたところいろいろスペック上良いとされるものを追い求めるのが馬鹿らしくなったのが原因です。確かにEM-9Dは音の分離や音場感など客観的なスペックを上げれば至高のものではあるのですが耳がたえきれないくらいにキラー直人をだす。

まず第一にスペックよりも使い勝手や商品としての完成度が大事だよなぁとか思う今日このごろ。
なんだろう、年をとったというよりも攻撃力をどこまでも追求していくよりも命中や回転率や攻撃回数や属性でものを考えられるようになったということなんだろうなぁ・・・・ますます何逝ってるのかわからなくなってきた。
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読書感想文 2010年6月25日~ | コメント:0 | トラックバック:0 |
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