暫定ブロードキャスティング

近況: 農業高校ラブコメ 「のうりん」(GA文庫 ライトノベル) は8月12日からきっと大絶賛発売中!!! ちょっと何かに似てるかもしれないけど気にするな!意識してるだけだ!!

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●踊る星降るレネシクル 2 (ライトノベル GA文庫)

誰かが、優しい声でささやいた。
『自分らしさを見つけなさい』
君には君だけの個性があるのだから、大切にしなくてはいけない。


―じゃあ私は、怠け者なので、自分らしく引きこもります!
―じゃあ僕は、Hな漫画が大好きなので、毎日ハァハァして過ごします!


そう答えると、「優しい声」はとたんに冷たく手のひらを返す。
『そう言うのはダメ』

ひきこもりなんて、世の中の役に立たないよ。ハァハァなんて不健全だよ。もっと他の趣味にしなさい。
はいやり直し。君の「自分らしさ」を、もう一度やり直し。



―黙ってろクソ野郎!!


役に立つかたたないかで、「自分らしさ」を決めるな。

そんなもの、他人に押し付けられた時点でクソに変わる。


ロリコンも、柔道家も、引っ込み思案も、野球部のエースも、童貞も腐女子もリア充も友達が少ない奴も、自由に存在できる。

闘うことを止めない限り、自分が自分でいることを止めないで済む。



最高だろう?













●STORY
変人たちがその個性を競い合うミカホシランキング。
その個性を象徴し、かの変人たちに力を与えるランキング参加資格とも言えるレネシクル。
その変人たちの魂とも言えるレネシクル強奪事件が各所で発生する。

前回の事件で星霊カカセオを降らせ、カグツヒメを降らせたランキング一位の沙良瑞貴と死闘を繰り広げた主人公・レンヤはその力を封印された状態でレネシクル強奪犯を追うことになる。

元気に突っ走る新ヒロイン・七陽なななに引きずられ、愛弟のすまるには嫉妬の炎を燃やされ、これまた新登場の千陽院莫迦奈を始めとした新ヒロインたちの己のやりたい放題の行動にさらされ、レンヤはレネシクル強奪反を捕えることができるのか!

喜怒哀楽の激しい変人ヒロインたちに翻弄される学園バトルコメディ巨篇・踊る星降るレネシクル第二弾。前巻での全力投球クオリティを落とすこともなく続きました。





●感想

いい感じに調子にのってますね。
作品コンセプトが変人たちの存在を許容しているというのもあるのでしょうが、その許容量を遥かにオーバーしているキャラ各自の濃さが見所の一つです。
さらに、王道展開のかなめとなる新ヒロイン・七陽なななの一人突っ走りとその先での挫折、そこからの這い上がりという過程まで描かれており正ヒロイン(?)としての物語描写も十分。
テキスト部分にスラングが結構入ってきてたのですが浮いてなくてよし。ただネタそのものが人によっては?かもしれません。Jリーグカレーよ!は・・・私ぎりぎりわかる。ぐぐってみたらニコ動経由のネタなのかね?


結構好き放題にやっているように見えて、物語の主軸ははっきりと固まっているためにブレがなくやることやってるのに、各種サブキャラの入り込む余裕が各所にあるようです。よくここまでネタキャラをバトル部分の個性を含めて考えられるよなぁと思います。
なぜたろう?毛布や遊園が出てくると変なテンションになる。あと角さんは良キャラ。


●登場人物のご紹介(今後レギュラーになりそうな枠限定、ぶっちゃけ半分くらいでしか無い)

沙良瑞貴 
一応のところ正ヒロインか?主人公のライバルにして現ランキング一位のお尋ね者。一巻でのラスボスだったので今回はあまり出てこなかったが、ガハラサンとか意識してるんだろうなあぁと思う。やや姉属性。

舞波すまる 
正ヒロインその二。今回はなななにかまける連夜に嫉妬の炎を燃やし嫉妬の星霊ジルタインを降ろす。泣け、叫べ、死ね そうね なるべく むごっちい感じで!。ルッキーニというよりは残念なあずにゃんというか、馬鹿弟子。手のかかる年下属性。お返事もらった!のところはニヤニヤ。

七陽ななな 
今回の正ヒロイン。上の二人と並ぶ正ヒロイン格だと思われる。独断専行型の放っておけない同級生タイプ。オレンジを基調にしたキャラデザがとても上手いなぁと思った。なんとなく正義のヒロイン敗北シチュが似合いそうな感じの鉄砲玉。根は素直。だからこそ他人に鈍感だったところが今回の事件の遠因となっている。けれど間違いにも気づけるので馬鹿な子ではない。

水仙寺遊園
まさかの再登場というかサブキャラはこの先いろいろ出てくるんだろうなぁ。消すには惜しい濃さばかりだし。
黒髪ロングの最凶電波。妄想が現実を侵食する!ただそれだけではなく、蛇のような動きをするというのも特徴。清々しいんだか毒々しいんだかよくわからない挿絵が良かった。電波でも第六位のランカー。

更科もうふ
究極の引篭もり。第十位のランカーながらも大事なところで出てくる。髪はボサボサ、寝間着のまま毛布にくるまり(今回はタオルケット)ゲームをしながら徘徊している。むちゃくちゃインパクトがある。

千陽院莫迦奈
黒い。だけど黄色の雨具を纏うそのキャラも今回特徴的でした。

真田鷹棋
天才棋士。第三位ランカー。常勝不敗を常とする取締機関ライブラαの部隊長。彼の指揮する19人の隊員たちのキャラの濃さも良い。特に角さんは某民研部長のような感じのちゃっかりキャラでいい感じ。





以上のような濃すぎる面々がいろいろな思惑のもとに闘うのですが、今回は次の巻以降の黒幕となりそうな感じのキャラも登場し、ますます変な奴らが出てきそうな状況です。
ぶっちゃけ濃すぎてワケが分からなくなるかもしれませんが、熱血王道学園バトル物だと思って読んでいると大して気になりません。
設定をグチグチ語るタイプの作品を求めているとわけがわからなくなってくるかもしれませんが、そういうことはあくまでも副菜としておいておいて、浮いたり沈んだりするキャラたちの動きを楽しむのがいいと思います。

バトル物だからラブコメ書いちゃいけないって誰が決めた!設定がある場合詳しく解説しなければならないなんて誰が強要した!
なんかいろんな要素がごった煮になっている闇鍋状態ですが、表紙のなななや最後の挿絵と、もう あれとか へし折っちゃえ!の部分で惹かれたならば期待は裏切らないと思います。


さーて、三巻以降もこのクオリティが保てるか!
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読書感想文 2010年6月25日~ | コメント:0 | トラックバック:0 |
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