暫定ブロードキャスティング

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●「きてっ!!」/サマーウォーズ

時間をとめることはものの運動を止めることとニアイコールのような気がするので時間とエネルギーとの間には何か関係があるのかもしれない。とか誰かが言っていたものを意訳してみる。


はるか昔のバルドフォースと言うゲームの中では仮想世界内での演算には物理の法則にしたがわなければ処理し仕切れないと言う話がありました。
●はそういう定型的な処理を無視したとんでもなく情報密度の高い固体だったのでこいつの周りの世界のシュミレーションが追いつかずに空間がゆがむと言う描写がありました。つまるところ●の周りでは時間の流れが違っていたのです。つまるところ処理落ちです。処理落ち世界に触れると現実世界の自分の体と自分の意識情報とのリンクが途絶して死んでしまうと言う設定だったかな?リンクが切れても生きていられる情報だけで存在するワイヤードゴーストとなってしまった●は軽いトラウマです。サテライトビームがなければ多分無理。

思えば当時アバターと言う自分の代理人と言う表現よりも仮想世界には自分そのものが没入すると言う考え方のほうが主流であったようです。
仮想世界は現実世界に取って代わるものと言う考えが当時の侵略とか何たら言うのがもてはやされたノベルの世界ではうけいれ安かったのかも知れません。
ばるどのほうでは現実世界でもどんぱちやっているわけで電子戦で情報経路の主導権を争うと言う話は制空権をかけて争うと言うものと同じレベルであったわけです。

このように考えると仮想世界だからといって卑下し続けているとコルセアの大群になすすべもなく無力化されていった某国の艦隊の二の舞になってしまうでしょう。話それるけど沈めなくても無力化すればいいんだというパラダイムシフトについていけなかったこと自体が問題のような気がし始めた。

ところで昔シャッタードスカイを閉ざされた空と理解したことがあるんですが砕かれた空と訳すほうが正しいようですね。ただ仕切りを以って何かを隔てると言う意味ではシャッタードにふさわしい日本語はないような気がします、と負け惜しみを言ってみる。


と、半分冗談はさておき面白かった。邦画をなめるな!!と言う感じですね。アニメーションでしか表現できない独特のテンポというか場の表現があってそういうものを遺憾なく発揮している良作です。

必ず現実にあるものでリアルさを追求しなければならない実写映画と違って、イメージを追及できるアニメーションとの違いは写真と絵画の違いでしかないような気がします。写真を連続紙芝居で表示するか絵を同じようにするかと言う違いでしょうしね。技法上の違いに過ぎません。


話の筋はネット社会に生じた問題から波及する世界全体の問題に対処する社会を陣内家に集約してドラマに仕立てた、と言う私の文章力では表現がしにくいお話です。

バルドフォースの話を持ってきたのはそういう意味合いがあります。
ヒーローが一人で何とかしたと言う話ではなく、陣内家と言う社会の縮図の仲で健二(主人公)が一角をになえるまでに成長していく過程が描かれています。

ばーちゃんがいろいろな人に指示を出すシーンがまさにそれです。
指示を出される価値があると言うことに意味があるのです。

今回はたまたま自分にしか出来ない役割が回ってきたにすぎない健二ですがこの事件で陣内家の人々に認められるまでになる過程なのです。



とまあ小難しいこと考えんでも面白いですよ。
燃えどころはばーちゃん。カズマを女性にしなかったことは英断だった。

今まで孤独な世界であると捉えられてきたネット系の文化をうまく家族やゲーマー以外にも関係できる社会を描写することでイメージの転換を図っているようです。意外と反骨精神みたいなものが詰まった作品なのかも知れません。

私の知る限りものすごく現実的な未来作品です。




ところで大ヒットと言う割にはやってるところが少ないんですよね。
ちょっと遠くまで行かないとレイトショウがなかったので苦労しました。
けれどこの内容ならば1800円でみても損はないものです。
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